第7章 終・嘘つきとさよなら
カッと怒りが満ちた真っ赤な赤い瞳を開いたルナは二人の謎の人物に向かって走り出した
風夜「ルナ!!!! (ヤベェ!! 本ギレしやがった…!!!!)」
『風時から離れやがれ!!!! このクズがぁあああ!!!!』
ルナは上へと飛んで風時の髪を掴んでいた謎の人物に向かって片足を振り落とす
「ッ…!」
そんなルナの片足を両腕を交差にして謎の人物は防いだが、ボコッと両足の地面がヘコむ
『もう一個の足を忘れんな!!!!』
=ガッ!!=
下から振りあげたもう片方の足で謎の人物の顎を蹴り上げた
「水ノハ動…!」
『オラ!!!!』
もう一人の謎の人物が動き出した事にルナは気づくと、後ろ首の入れ墨から契約刀を抜き出して突き出してきた片腕を切り落とした
二人の謎の人物はバッと同時にルナから離れた。 切り落とした片腕は地に落ちた瞬間、水となった
(水になった…!!? …まさか相手は契約刀使いか…?)
無くなった片腕を眺める二人の謎の人物をキッとルナは睨む
風夜「風時は保護したぞルナ!!」
落[くそっ…! 油断した…!]