第7章 終・嘘つきとさよなら
パカッと男の刀の刃が四本に分かれて、そのうちの一本の刃が小さな赤い光に変わった
「痛くないよ? 全てが終わる時まで、君は俺の思うがままに操らせてもらうだけだからね」
地土「お前は一体なんなんだッ…!!?」
「いずれ、分かる事さ…」
男がフィッと片手を地土に向けると、小さな赤い光が地土の額に突っ込み。 ガクッと地土はその場に座り込んだ
「…初めまして広原地土君? 俺はカステリャーノ国の支配者だよ?」
地土「…あぁ、宜しくね。 カステリャーノ国の支配者君?vV」
顔を上げて微笑んだ地土の額には、赤く光"ソレ"が埋まっていた
ーー。
一希「何…これ…!!?」
優「何でこんな事になってるんだ…!!?
マオン国の巨大な門が壊されてる…!!?」