第6章 *理想の世界と現実の世界* 完結
炎輪「彼女は"カステリャーノ国の支配者"でもあった」
地土「支配者…!!?」
炎輪「…だが、十年以上前に死んだ。 何かの実験の事故だったらしい」
地土「…何か?」
炎輪「それは誰も知らない…。 知ってるのは本人だけだ」
地土「そうか…、…"事故"とは一体何だったんだ…?」
炎輪「"爆発事故"だ…」
=ドォオオオンッ!!!!=
『うぁあああああああっ!!!!!!』
突然ルナが叫び始めた
風夜「ルナ!!?」
散神「主…!!?」
復活した風夜と散神が頭を抱えて膝まずくルナに駆け寄った
『爆発がッ…!! 大きな爆発がッ…!!!!』
風夜「爆発…?」
散神「主! 爆発などありません!! しっかりして下さい!!!!」
『爆発が目の前に…!! 巻き込まれる…!!!!』
風夜「ルナ!!!!」
=トンッ…=