第6章 *理想の世界と現実の世界* 完結
炎火「どかねぇよ!! お前が仲間を傷つけるっていうなら俺はお前を止める!!!!」
炎火は血が垂れている拳を飛炎に向けた
飛炎「そんなボロボロな拳で僕を止めるつもり? ただの人間が僕に勝てると思わないでくれる!!?」
炎火「勝てなくても止めるまでだ!!!!」
飛炎「貴方は救えない愚か者ね…!!」
炎火「愚か者でも馬鹿でも結構だ!!!!」
ニッと笑った炎火は飛炎に殴りかかった、が…
=ヒュッ=
炎火「何…!!?」
何処からもなく飛んできた縄が炎火を縛り上げた
炎輪「姫、もうやめなさい?」
縄を投げつけたのは炎輪であった
炎火「"グルグル縛り付け縄"…! どういうつもりだ!!!!」
※グルグル縛り付け縄=縛り付けたい相手めがけて投げればその相手を自動に縛ってくれるアイテムさ!←
雷「お前が司馬羅炎輪…!! イーラ国の支配者か…!!」
炎輪「…なるほど、君は情報屋の早波か」
炎輪は睨みつけてくる雷を目を細めて見た
雷「お前が地土を殺したんだろう…!!? 一体何が目的だ!!?」
雷の言葉に一希と優は驚く
優「地土が…、殺された…?」
一希「うっ嘘でしょ!!?」