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黒蝶組~ブラック.バタフライ~

第6章 *理想の世界と現実の世界* 完結




メア「…私は、弱虫だ…」




雫「…なら、強くなればいいじゃないですか…」
それだけ言い残して、雫は兵二人と歩いて行った





メア「…君はやっぱり、あの時の母親の娘なんだね…」





とっても、強い目をしていた…





メア「私も、強くなってみせますよ…」
メアはバシッと頬を叩いて気合いを入れて歩き出した





ーー。


『炎火!!!! 止まれオイ!!』
城内を駆け抜ける炎火をルナ達は追いかける

風夜「あいつ周りの声が聞こえてねぇのかよ…!!」
雷電「それにあの足の速さ…、契約刀の力を使ってないのならよほどの脚力の持ち主…!」

風夜「え、そっち!!?;」
雷電「組の中で一番速い俺より速いのなんて許せない…!!!!」

雷「え、何? 雷電ってあの子といいライバr「俺と炎火を同レベルに並べんじゃねぇえええ!!!!(怒)」ぐはぁああああ!!!!;」

風夜「ちょっ、ええぇぇえええ!!?;」
走りながら器用に雷電は雷を蹴り飛ばし、蹴り飛ばされた雷は地面をザザザッと滑り倒れて止まった
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