第6章 *理想の世界と現実の世界* 完結
「可愛想な炎上の民。 同盟を結んで平穏に共に暮らすと約束した水底の民に裏切られて闇に落ちて…」
謎の人物が話終わる前に炎輪が睨んだ事でやめた
優「ちょっと待て…!! 今酷い扱いをされてるのは水底の民じゃないか…!!?」
一希「そんな作り話、俺達が信じるわけないよッ…?」
炎輪「いいや? これは全て事実…、炎上の民を救ってくれたのは彼さ」
炎輪は手を差し伸べるように謎の人物の方へ腕を伸ばした
「僕が炎上の民を助けたんだよ? 凄いでしょ?」
謎の人物の声や身長から見ると少年のような姿が思い浮かぶ
優「イーラ国が出来たのは確かッ…」
炎輪「今から四百年も前になるかな…、彼が現れたのは二百年前かな」
優「二百年も前…!!? 何で二百年も前の人が…!!?」
「人? …あぁ、言ってなかったね?
僕は人間じゃないよ?」
謎の人物はマントを脱ぎ捨て、姿を現した
優「お前は…!!!!」
「初めまして? というべきかな? 僕の"仲間"さん」
\二つの守り神/ 終