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黒蝶組~ブラック.バタフライ~

第6章 *理想の世界と現実の世界* 完結


\違和感/



風夜「お前何なんだよ!!?」
メア「ですから、執事のメアと申します」

風夜「執事メア? 名字が執事って変だな! で、お前何なんだ!!?」
『執事を職業として働いているメアって名前の奴なだけだろうが!!!!(怒)』

執事のメアに必要以上に絡む風夜の後頭部をルナは一発殴っておいた

メア「助かりました」
『別にお前を助けたつもりはない』

冷たいですね、そう言いながらルナをジッと見るメア


『…何か俺に言いたい事でもあるのか?』
メア「…いえ、貴方が私の知っている人によく似ているので…」

『そうか、だが俺はお前を知らないからな?』
メア「分かっておりますよ。 その方でしたら逆に驚きますから」

『驚くって…』
メア「亡くなった方、といえばよろしいでしょうか…」

メアはそっと目を伏せた

『…死んでしまったのか』
メア「不慮の事故…、らしいですよ。 よい方のようで…








恐ろしい方でした」
そう言ってメアは伏せていた目を開き、にっこりと微笑んだ

メア「もう十年以上も前になる話ですよ」
『十年以上も前の話…、ね…』

メア「ではごゆっくりどうぞ」
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