第3章 *鷹の爪編* 完結
『ギャアァァァァ!!!!!!;』
「君可愛いね?vV」
「今の声…!」
「近いぞ…!!
急げ!!」
二つの影が足を早めた
「初めまして、君を迎えに来たよ?」
フードを被り、長い黒い前髪が右目を隠している
男はニッコリとルナに微笑んだが
「…あれ?」
ルナはコソッと木の後ろに隠れている
「何で隠れてるのかな?」
『お前がいきなり脅かしたからだろ!(怒)』
「あらら
脅かしたつもりはなかったんだけど、ごめんね?」
素直に謝った男を見て、ルナは木の後ろから出て来た
『…迎えと言ったな…
お前は何者だ?』
「僕?」
男はクスッと笑った
ハツ「僕は葉月 ハツ(ハヅキ ハツ)
"鷹の爪"だよ?」