第5章 ＊一番大きな感情編＊　完結

風時「（勝手に…、勝手に居なくなるのだけはやめて下さいっ…!!　僕にはッ…僕には…！








貴方が必要なんですッ…!!!!）　っあ…!!」

風時は躓いてズザッと倒れ込んだ



優「風時!!　そんなに走るから…」
優は風時の元で屈んで座る状態にさせた

風時「うぇっ…うぇえんっ…」
優「泣くなよ風時…」

風時「僕っ…僕っ…、広原さんに何もしてあげられてませんっ…」
優「風時…」

風時「広原さんはどうしていつも一人で何もかもを背負おうとするんでしょうかっ…」
優「…それは…」

優はスッと目を細めた








優「それが地土だからだろう…」






雪「…地土、俺はどうすればよかった…？」
雪は震える手で馬乗りで下に居る地土の頬に触れた


地土「…これでいいんだよ…」