第5章 *一番大きな感情編* 完結
\君に届かなかった思い/
雪「…なん…だと…?」
雪は力を振り絞って立ち上がった
地土「…頼まなくてもそうしてくれるだろう? 雪は俺を殺しにかかってきてたんだから」
そう言うと地土は元の姿に戻った
雪「俺に…殺してほしい…?」
地土「そうだよ」
地土の隣に実体化した卯が立った
雪「おい契約獣!! 主を止めなくてもいいのか…!!?」
卯「俺ももう承知済みだ」
雪「ッ…」
地土「簡単だろ? 雪」
地土は雪の足元にあるモノを放り投げた。 それは
地土「それで俺の心臓を、貫けばいい」
鋭く光る。 小さなナイフだった
風時「何…ですかコレは…?」
『…』
風時「広原さんは一人で何処かへ行ってしまうんですか…!!?」
『行かせてたまるかよ!!!!』