第5章 *一番大きな感情編* 完結
【邪魔だ、退け】
【っうわぁ!!?】
俺は小さい子供の首を掴んで横に放り投げて退かした
【なっ何なんだお前!!?】
【いきなり何をする!!】
ギャーギャー喚く他の子供達。 俺は無視して真ん中に居た子供の首根っこを掴んで持ち上げた
【うわっ!!?】
驚いて声を上げた少年…
耳が、尖っていた
だけどこの少年は違う…
【髪が…、黒い…?】
水底の民は皆、髪色は青のはず…
【おい! 無視するなよっ!!】
=ゲシッ=
一人の子供が俺の足を蹴った。 なんてなんて…
生意気な"餓鬼"だ…!!!!
=ザンッ!!=