第5章 *一番大きな感情編* 完結
俺達は宙に浮いていた。 そのお陰で冷静な男の双剣を受けずに済んだ…
【お前なんて嫌いだっ…!! 地土を…二人を傷つける奴は大嫌いだ…!!!!】
吹き飛んだ天井から外へと飛び出た俺達
【お前達は逃げられないぞ!!? 何処へ行っても見つけだしてやる!!!! お前等は危険だ!!!! 特にお前だ…!!!!】
キッと俺を睨み上げる冷静な男…
【悪魔め…!!!!】
その言葉を最後に、俺は意識を失った…
もう、俺達は十二歳になったのだろうか? 気付いたら、分からなくしまっていたーー…
\風の赴くままに…/ 終