第5章 *一番大きな感情編* 完結
=ダンッ!!=
俺は一瞬で床に押さえつけられた。 誰だ…?
目の前に居た男達は誰も動いていない…
【確、保…】
うつ伏せで背中に両手を束にして俺を押さえ込む相手の声…。 女…?
【離せっ…!=ズキッ= ぅっ…!!!!】
二つの傷が痛んだ
【…隊長、この者怪我を負っております。 戦うのは不可能のほどな重傷を…】
【ダメだよ、気を抜いて捕まえていては】
【…はい】
【…ける…な…】
俺を地に押さえ込むな…。 ふざけるな…
こんな傷どうって事はない…!! こんな傷など…!!!!!!
【ふざけるなぁああああ!!!!!!】
【うわぁっ…!!!!】
俺は力ずくで俺を押さえ込んでいた女を退かして
【ぐっ…!!?】
首を絞めた。 女は忍びのような姿をしていた
【…その女も殺すのか?】
【…あー? 聞こえねぇな…】
【殺す、のか?と聞いている。 そいつはお前の女と同い年=ゴキッ=