第2章 *黒蝶組編* 完結
そっと目を伏せた雷電を見て、散神は一息ついた
その時、散神の雰囲気や顔つきが変わった
散神「我々契約刀は"最大の覚悟"を決めた主の心によって呼び起こされる…
しかし、我々は呼び起こされたと共に
主と戦い、我々契約刀より弱ければ
殺します」
そう言った散神の目は本気だ
雫「殺すって…!そんな…」
散神「それが我々契約刀の"掟"なのです
…"最大の覚悟"
人間の貴方達はそう呼びますが
我々契約刀から見れば、そんな事はどうでもいい
我々は弱い主と共に滅びるのはごめん…
せめて自らの手で葬り、自身も消滅する
人々は古代昔から"最大の覚悟"と呼び
それを我々契約刀は、"定め"と呼ぶのです
ね?主!vV」
ルナの方を向いて一瞬でコロッと変わった散神
雷電(相変わらずルナの契約刀はコロコロ変わって謎だ…
本当のあいつは何なんだ…?)
散神「主~vV」
『あっち行け!(怒)』