第5章 *一番大きな感情編* 完結
風時「ぼっ僕とまた会ってくれるんですか!!?」
雪「俺でよければ、ね」
和真「僕も会いに来てあげるよ!!」
風時「あっありがとうございます!!!!」
風時は嬉しそうに笑って、落と共に雪達と別れた
風時「らっ落! ぼっ僕初めてだよ! 組以外の人と友達になったの…!」
落「ガゥ」
風時「まっまた会いたい時は同じ時間にあのカフェ店においでって言われちゃったよ! 会えるの楽しみだね落!♪」
和真「…珍しいね、子供嫌いの雪があの子と会う約束するなんて、さ」
雪「…あの子、ちゃんと友達と呼べる子がいなかったんだろう」
夜道を歩く和真と雪
和真「え、友達? やっぱ雪ってロリコンじゃ……あっ痛っ!!」
雪「次は平手じゃなくて拳だからね」
和真「頭が割れちゃうじゃないか! 馬鹿!」
雪「………」
和真「こっ怖くないからな! 視線の脅しをかけたって無駄だから!」
和真は早足で雪から離れた
雪「…明日、彩は奴と会う」
和真「…本当は会わせたくないんでしょ?」
和真の言葉で雪の眉間のシワが深くなった
雪「彩が望んでいる事を、俺は否定しない」
和真「何カッコつけてるの、ダサッ」