第5章 *一番大きな感情編* 完結
「………見ィつケた」
地土「っうわぁっ…!!!!?」
ベッドで眠っていた地土は飛び起きた
体中が汗びっしょりで、肩で呼吸をしているほど、息が乱れていた
地土「っ… ゆ、めっ…?」
地土はキョロキョロと周りを見渡すと、ハァーと深い息を吐いた
地土「…なんともまぁ……参ったなぁ…」
どうしてあんな夢を見た? "彼女"の夢を…
地土「…もう、"七年"も前の事だ… 今更何故夢なんて…」
風時「広原さん! 朝ですよ!」
笑顔の風時が部屋に入ってきた
地土「風時…」
風時「わぁ! 広原さん酷い汗じゃないですか!!?; 風邪引いちゃいますよ?
僕、タオル取ってきますね!」
そう言って風時はタオルを取りに部屋を後にする
地土「…ホント、元気な子…」
地土は自然と笑みがこぼれ、ベッドから立ち上がって背伸びをし、部屋のカーテンを開いた
地土「うん! 雲一つない、快晴だね」
\見ィつケた/ 終