第5章 *一番大きな感情編* 完結
……だと、伝えられていたが。 実は全く違かった事が発覚した
魔の書は手順ではなく…
人と契約獣を融合させて実験した、"結果"の事が記されていた
7ページを読んでいたらあり得ない
実験用の人は魔の書を作った研究者の"友人"
実験用の契約獣はなんと、"研究者の契約獣"らしい
魔の書を作った研究者に契約獣が居たという事は、そいつも何か最大の覚悟を決めていたのだろう…
だとしても。 こんな事は絶対に許されない
契約獣は己の分身で相棒、契約した者同士
この実験は契約を裏切る行為だ…!
…しかし、その実験にされた奴は何処に居るのかが分からない
11ページ目は途中から書かれていて、何かの"中"に入れられているようだ
10ページ目があれば分かる事なのに…
"中"という事は、箱か何かか…? 考えていくつか案を浮かべても何も分かりはしない
暗記した俺は魔の書を燃やす。 魔の書を燃やす時は不思議だ…
火は何色?と、聞かれたら普通は赤と答えるよね?
でも、火には他に青や緑がある
だが、魔の書を燃やす時は…
色がないんだよね?
\魔の書の新発覚/ 終