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黒蝶組~ブラック.バタフライ~

第4章 *因果と雨編* 完結




青い空が雲に覆われた
そんな雲の下で、宿命の族と族の戦いが始まった







『…ふぅ…、やっと体が動けるようになった…』
ベッドから起き上がれるようになったルナは背伸びをしたりする

『…忘れられた地…か…
確か、マオン国を出て南のすぐ近くにある何もない場所…』

ルナは部屋の窓を開けて近くの木に飛び移って外に出た

『普通に出ようとしたら絶対に地土に邪魔されるからな…… 仲間の心配してるだけなのに、男だの女だのグチグチとムカつく…(怒)』
ルナは木から降りると、北の門へと向かおうとしたら



「君!」
突然誰かに呼び止められ、ルナは立ち止まって振り返った

『お前は…!!』
ルナを呼び止めたのはあの男だった…










「我が主… 答えて下さい」
光のない瞳で雷電を見つめる速豹

雷電「…"くだらない覚悟"だと…?」
速豹「はい、再契約をするのですから… 貴方の最大の覚悟というのはくだらないのと相対します…」

雷電「俺の覚悟はくだらなくなどはない…! 取り消せ!!」
速豹「我は取り消しはしません、事実を言ったまでの事なので…」
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