第4章 *因果と雨編* 完結
\高野族の過去/
【お父さん…!! もうやめてよ…!!!!】
【黙れ!! 高野族の血を引くお前は跡を継ぐんだ!!!!
殺せ!!!! 】
お父さん 僕は 俺は どうすればよかったんですか?
風夜「優! 昨日は何処に行ってたんだよ!!?」
優「…」
翌日、帰って来た優に問いつめる風夜
優は黙ったままだ
風夜「優! 黙ってないで何か言えよ!!?」
『風夜、優にだって言えない事があるんだろう…』
風夜「そう…だけどよ…」
優「…すまない、風夜
今は……言えないんだ…」
優は俯いてポツリ呟いた
風夜「…分かったよ」
『とりあえず、やすんどきな優』
優「ありがとう、ルナ…」
優はフラフラしながら自分の部屋へと入って行った