第3章 *鷹の爪編* 完結
\ただいま、黒蝶組/
あれから数日…
松葉杖姿のルナはムスッとした顔をしていた
風夜「オイ無理するなよルナ;
全治一ヶ月なんだからゆっくりベッドで休んでろよ…」
『うるさい!(怒)』
風夜「俺に当たるなよ;」
ルナは風夜の隣に座った
風夜「…あっそうだ」
「ん?」
風夜「あの男と小さい女、昨日出て行ったぞ」
『はあぁ!!?』
風夜「うるさっ」
『あの二人勝手に…!!?』
風夜「地土と話し合って出て行ったんだよ、あの二人」
『地土め勝手に…(怒)』
風夜「雷電の傷は順調に治ってる…
優と一希は疲れてるから昼寝
炎火は忘れられて置いて行かれた事がショックでまだ落ち込んでる
それを雫が慰めてる
地土と風時は落の状態を調べてるようだ
元に戻れるか不明らしいがな…」
風夜は今の状況をルナに教えた
『…あれから数日経ったというのに、まだ頭が混乱している…』
風夜「俺もさ…
…色々ありすぎてよくわかんねー…」
風夜は一息つきながら頭を掻いた
風夜「…失うって、やっぱ怖いんだな…」