第10章 繋がる。【R18】
入口とその中がきゅん、と反応する。既にシーツが私の愛液でびしょびしょだった。
『…………痛いかもしれないが……いれるよ、』
入口の近くで自身を動かしながらゆっくりとなかへ入ってくる。
ぐち、っという生々しい音を立ててどんどんはいってくる。
『っあ、っっ、く……』
『くっ、アン……っ、しめ、つけないでくれ……』
エルヴィンさんの顔がゆがむ。そして息も荒くなってきている。
『全部はいったよ…………』
エルヴィンさんのは私のほぼ奥まで入っていた。
エルヴィンさんと、つながることが出来た。
『っ、どうして泣いているんだ……』
優しく、目尻に溜まった涙を拭ってくれる。
『え、エルヴィンさんとこういう事ができるなんて、ゆ、夢みたいで……』
『っ、俺もだよ…………ずっと、こうしたかった。君と、繋がりたかった。』
『ひゃ、あ、』
エルヴィンさんが私を抱きしめるとぐっと腰が入り奥まで届いてきた。
『………動いていいかい?』
私が頷くとゆっくりと腰を動かしてくる。
私がこれ以上ないくらいの声をあげるとエルヴィンのモノが大きくなった事がわかる。私で反応してくれることに嬉しさを覚えるが、それどころじゃなかった。
しばらくその速さだったが、エルヴィンさんも余裕が無くなってきたのかスピードが上がり、肉がぶつかり合う音が部屋に響く。
『っあ、あっ、える、さん、すきぃ、っあ、』
気持ちが高揚し私は何回も名前を呼んでは愛を叫んでいた。
『っ、俺もだよっ、あっ、くっ………』
エルヴィンさんも応えてくれる。
『やっ、あっ、まっ、いっちゃ、っ、』
『お、おれもっ、げ、げんかい、っ、一緒に、』
更にスピードを上げると私の頭が真っ白になる。
『っ、あっ、あああっ_____!!』
『っ_____!!!っはぁ………』
ほぼ二人同時に果てた。
今、部屋の中には息切れしている二人の息遣いだけが聞こえている。
どちらからともなく優しい口付けを交わした。