第10章 繋がる。【R18】
『ち、ちが……』
『下着までぐっしょり濡れているじゃないか。………そんなに気持ちよかったのかい?』
耳元でそういえばそのまま耳たぶを甘噛みし音を立てて舐めてくる。
『や、やら、みみ、』
『やだ、じゃなくていいんだろう?可愛い声が出ている』
下着を少しずらすと焦らすように周辺に触れてくる。私はそれが本当にじれったくて腰を無意識に動かしてしまう。
『え、エルヴィンさ、』
『なんだい?』
『ちゃんと、して……くださ、』
私がそう言うとニコ、と笑うとそのまま指を1本入れてくる。私は悲鳴のような声をあげ指の動きに感覚が集中される。ただでさえ大きい手なのに、指がとても長いので私の奥まで届く。
『っ、すごく熱い。俺の指を締め付けてくる…』
大丈夫そうだね、とそのまま指をもう1本入れる。
私の頭は既に真っ白になりかけている。エルヴィンさんの指。部屋に鳴り響く生々しい水音。上半身裸のエルヴィンさん。生々しいにおい。全ての感覚を感じて私はもうおかしくなりそうだった。
『………っは、アン……俺ももう我慢、出来そうにない、』
気づけなかったけど、エルヴィンさんも顔が赤い。そして今まで見たことがないような雄の表情を浮かべている。
私がこくんと頷くとズボンを脱いで下着を脱ぐ。
『っ…!』
エルヴィンさんのモノはとてつもなく大きかった。先ほど私に当たっていたモノはまだそんなに反応していなかったのにあんなに大きかった。
今は本当に………
『……ふふ、そんなにびっくりしたかい?……今からこれがアンのなかに入るんだよ……?』
わざとなのか、そうじゃないのか。耳元でそう囁くと素早くゴムをつけ私の脚の間に身体を入れて入口の近くにあてがってくる。