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私にとっての自由の翼【進撃の巨人】

第8章 距離感





ここ1週間だってそうだ。



私が話しかけようとすると急いで違うところに移動していた。



その時は忙しいからなのかな、と思っていたけど…………ただ単に避けられていると考えた方が合点がいく。



私はこらえ切れなくなり急いで自室に戻り音を立ててドアを閉める。

自室に付いた途端涙が溢れてきた。


エルヴィンさんの表情が怖かった。


子供みたいな言い訳かもしれないが、今の私にはそれが1番泣いてる理由に適していた。


今まで私に向けられた笑顔などの人間らしい表情というよりは器質的な表情をしていた。初めて見た。



私のこと、嫌いになっちゃったのかな……



いや、そもそも私のこと好きだったのかも不安だし、自信がなかったから嫌いになる、っていうのは変かな……?


布団に顔を埋め布団にシミがつく。こんな子どもみたいに泣いたのは久しぶりかも。



…………今日も寝れなさそうだな、







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