第1章 出会い
奥の方につまらなさそうにしていたのは一際目立つ金髪で青色の目をしている体格の良い男の人であった。
『お客様、この子アンです、まだまだ子供に見えますが満足させてあげられると思いますよ』
などと普段絶対思っていないような事をペラペラ話すねえさんの横で私はピョコンと頭を下げた。
『………じゃあ、その子にしようか』
『いっといで』
鍵を渡されねえさんに頭を下げ部屋を案内した。
やはり近づいてみるととても身長が大きい。私はボーッとその人を見上げていると…
『?何かついているかい?』
『あ、いえ、申し訳ございません…』
青色の瞳で見つめられ身体がびくんと跳ね上がる。すごく綺麗だ。
部屋へとつき、鍵を開ける。
『どうぞ。』