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私にとっての自由の翼【進撃の巨人】

第6章 変人たち




『っえ、あ、えと、』


すぐに笑顔を見せてくれと言われても困ります……………


『ご、ごめんなさい、今すぐ、って言うのはちょっと厳しいかと…………』


『…………(シュン』


誰もが見てもわかるくらいしゅんとしたエルヴィンさん。ちょっと可愛かっただなんて死んでも言えない。


『だーいじょうぶだって!すぐ見れるって!』

ハンジさんはエルヴィンさんの背中をバンバン叩く。


『お前らは見たんだろう………?なぜ呼ばなかったんだ』


『来ないエルヴィンが悪い!!』

『くそっ………』



『………エルヴィン副分隊長可愛いですね、』



三人の目線が一気に集まる。


やば………………


エルヴィンさんに関しては顔赤くなってるし…………



『ま、まさかアンに可愛いと言われる日が来るとは思っていなかったよ…………』


『あっ、ぅ、ごめんなさい…………』


『いや、いいんだ、今度はかっこいいと言われるよう頑張るとするか』


いや………もうじゅうぶんかっこいいと思います…………



____________



『変な奴らだろう?』



今日はエルヴィンさんと一緒の夕食だった。



『でもすごく楽しかったです』


『そうか、それなら良かった。…………はぁ、仕事が早く終わればよかった。』



まだ私の笑顔を見れなかったことを後悔しているみたいだ


『今度は俺だけに見せてくれないか?』


『………?は、はい』


『ありがとう』


エルヴィンさんはとても嬉しそうだった。




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