第4章 2.乱闘勃発!?
「あのさ、何で突っ込んでくるの?もう少し頭使って戦えないの?」
そう言いながら私は、魔法を発動する。
そしてナツの上に魔法陣が浮かび上がる。
「しまった!?」
「こんな風にさ…エアプレッシャー!」
グラヴィティよりは威力が弱く範囲は狭いけど、人一人を閉じ込めるほどの下級魔法を使った。
「っと!危ねー!!」
それをなんとかかわすナツ。
だけど甘いよ!
「スプラッシュ!!」
「うぎゃあ!!?」
その後すぐにまた魔法を使いナツの上から水をかけた。
「冷てー!!!!」
「それで少しは、頭が冷えていいんじゃない?」
笑いながらナツのことを見る。
するとものすっごく怒りながらこっちに向かってきた。
「ふざけんな、真面目に闘え~!!!!」
「えっ、嫌に決まってるじゃん」
それを避け、異空間から剣を取り出す。