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文スト夢倉庫

第7章 中原中也/黒の世界のノクターン



「中也先輩…やっぱり変です。体調が優れないのなら無理しない方が…」


珈琲をテーブルに置いて、心配そうに顔を覗き込んで来る。
ヤバい。今は本当にヤバい。理性を保てる自信がない。


「…近付くな…、今日はもういい、戻っていいぞ…」
「でも…」
「…だめ、なんだ…、これ以上、近付くな、頼む…」
「え…?」


ダメなんだ。
ダメなんだってば。
俺が、俺じゃなくなる…


「離れ…ろ…、」
「中也先輩、顔が赤いです!熱でもあるのでは…」
「………っ!!!」



俺は

理性を保つ事が出来なくなっていた




「………中也、先輩…?」




力任せに押し倒して
呆気に取られている聖子を見下ろす。


美味しそう


そんな事しか考えられなくなっていた。



「やっ、中也せんぱ…っん…!!?」


キスをするというより、貪り喰らうように
暴れられてもお構い無しに唇を塞いだ。


「んんっ…ふ、…っはぁ!! やだ、やめ…んっ…」


何度も何度も。
ただ自分が満足するまで唇を喰らい、口内に侵入し、犯す。

同時にボタンを乱暴に引きちぎり服を乱し手を滑らせていく。


「…っは、あ、ダメ、嫌っ!!」


抵抗も、拒否も。全部がそそる。
嫌、嫌と言いながらも、胸を揉めば身体が反応し
舌を滑らせれば甘い声が漏れるのが嬉しくて仕方がない。

もっと喘ぎ声が聞きたくて、執拗に先端を弄る。
漏れる声も、表情も、ビクつく身体も。
全てがエロくて俺を興奮させる。


「先輩…やめて…お願い…です…」


泣きながらの懇願。



コイツを泣かせたく無かった。
泣かせる奴は誰だろうと許さねぇと思っていた。


思っていた。のに。


今はそんな聖子の涙さえ興奮してしまう自分がいた。




「せんぱ…あぁっ!!」


パンツをずらし、指を挿入する。
すでに濡れているにも関わらず、ナカはかなり狭かった。
これが処女のか。
指でこれだけキツイのだから、アレをぶち込んだらどうなるか、考えただけでゾクゾクした。


欲しい。
聖子の全部が欲しい。



「先輩!? や、ダメ、ダメですっ!!」



自身を取りだし宛がうと泣きながら抵抗してくる。
そんな姿すら煽りにしか感じない。


早く、挿れたい


余裕なんて今の俺には一切無かった。


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