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文スト夢倉庫

第4章 中原中也/葡萄酒よりも甘いカクテルをキミに



「化粧でそんなに変わるなんて、女って怖ぇな」
「男だってメイクで変わるよー(笑) 中也にもしてあげよっか? すっごい可愛くしてあげるよ♪」
「やめろ」
「中也は女装似合うと思うんだよね」
「何の冗談だよ…」


コイツなら本気でやりかねないから恐ろしい。
メイクを落としてスッピンになった聖子。
元々顔立ちが良いので、別にメイクする必要ねーと思うんだが、女って面倒だな。


今は浴槽に俺が聖子を後ろから抱き締める形で入っている。
そういや、風呂でヤるのは初めてだったな…。
お湯の温度に加え、肌と肌が触れ合っているから温かいを通り越して暑いくらいだ。
濡れた髪や白くて細い首筋がやけに色気があって興奮する。


「中也…当たってる」
「この状況じゃ当然だろ。お前だってもう硬くなってんじゃねーか」
「あっ…」
「声、我慢すんなよ」
「だって…響く…///」


浴室で声が反響して響くのが恥ずかしいらしい。
んな事言われたら、もっと鳴かせたくなるじゃねーか。


「あんっ、あっ、中、也…」


首筋に舌を這わせ、両手で胸を揉みしだく。
聖子が身体を震わせる度に風呂の水が音を立てるのもイイ。
色んなヤラシイ音が響いて興奮が高まる。


「聖子、こっち向けるか?」


くるりと体制を変え、向かい合う。
既にとろけた表情がかなりそそる。マジでエロい。
そんな彼女に噛みつくようにキスを繰り返し、
耳、首筋、鎖骨…とどんどん下へ舌を這わせていく。


「ん…中也…、」
「なんだ?」


何かを訴えたいような瞳を見つめ返す。
言いたいことは分かるが、あえてヤらない。


「どこ、舐めて欲しいんだよ?」
「…意地悪…」
「ちゃんと言わねぇとシてやんねぇ」
「うっ…」


恥ずかしそうに視線を泳がせる姿が堪らなく好きで。
そのあと羞恥心に耐えながら言葉を発するところもすげぇ好き。


「ち…乳首…が、いい…///」
「よく出来ました」
「ひゃあぁん///」


待ち焦がれた刺激だった為か、いい声で鳴く。
その声が嬉しくて、執拗にそこを責める。
舐める。吸う。摘まむ。転がす。甘噛み。
どれもお好きなご様子で。

暫く堪能してから顔を伺うと、なんともエロい表情で肩で息をしていた。



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