第2章 私には好きな人が居る
白龍「そ、それで……貴女は俺とこの浮気男、どっちを選ぶんですかっ‼︎」
アリババ「おい白龍。 お前、なにどさくさに紛れて俺のことを『浮気男』呼ばわりしてんだよっ‼︎」
白龍「俺は真実を言ったまでですよ、『浮気男』のアリババさん?」
アリババ「な、何だと、この泣き虫野郎っ‼︎」
華菜「……はぁ……」
また、始まった……
さっきから、同じことの繰り返し...
まるで、子供のケンカの様だなぁ……。
仕方ない、そろそろ『答え』を出そうか……
白龍くんとアリババくんが知りたがっている、『答え』をーー……