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どちらを選んでも将来、玉の輿だよねっ!(完)

第7章 「「俺は貴女が大好きです‼︎」」(完)


アラジン「今、何か言ったかい?」
華菜「ううん、何も。 ……ねぇ、アラジン……」
アラジン「ん? 何だい、華菜さん」
華菜「どうして、白龍くんとアリババくんは『ありがとう』なんて言ったのかな……? 私、結局なにも言えずに答えも出してないし、どちらも選べなかったのに……」

私がアラジンにそう尋ねてみると……

アラジン「それはきっと……華菜さんが真剣に悩んでくれたからじゃないかな?」

そう答えが返ってきた。

(私が真剣に悩んだから……?)

アラジンが言った言葉に頭を悩ませていると離れた場所に居た白龍くんとアリババくんがこちらにやって来て、そしてーー……

アリババ.白龍「「華菜‼︎(さん‼︎)」」
華菜「なっ///」

白龍くんに右手、アリババくんに左手を握られ……

アリババ.白龍「「俺は貴女が大好きですっ‼︎」」

なんて、また同時に告白されたのだった。

この日を境に、私は2人から告白される日々を送ることになるのだったーー……。

(完)

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