第2章 坂田銀八、家に来る⁉︎
-銀八Side-
ー放課後ー
俺は沖田くんに言われた通り
春野の家を訪れた…。
―ピンポーン―
俺が家のチャイムを鳴らすと
「はい…」と、
中から返事がしてガチャっと
音がしてドアが開いた…。
そして…
「どちら様ですか?」と言いながら
1人の少女が顔を覗かせた。
「俺かァ?」
「アナタしか居ないでしょ!!」
「まァ、そうだなァ」
そう言うと目の前に居る少女は
呆れたような顔で俺を見ていた。
「で、誰なんです?」
「俺は銀魂高校3年Z組の担任の…」
「3年Z組の担任…」
俺がそこまで言うと少女は一瞬、
嫌な顔をした様に見えた。