Sweet Life 〜僕らの甘い時間〜【気象系BL】
第66章 君は僕の太陽だ
そう言えば何日になるのかな…相葉ちゃんに会わなくなって…
ふと壁にかけられたカレンダーに目を向ける。
この間の番組収録が火曜日だったから…、なんだ…まだ一週間も経ってないんじゃん…
なんだろうね…
たった一週間なのに、すっごく長く感じちゃう。
一日が48時間はあるんじゃないかって思っちゃう。
そんな風に思えるのは、やっぱり僕が相葉ちゃんのこと大好きだから…なのかな。
だってあったかいんだ…相葉ちゃんて…
誰よりも暖かくてさ、そんですっごく大きな心で僕のこと包み込んでくれるんだ。
だからかな、たまに…いや、いっつもかもしんないけど、ついつい甘えたくなっちゃうの。
だってどんなに僕が我儘言っても、無茶しても、ちゃんと受け止めてくれる人だから…
きっともう「好き」なんて簡単な言葉じゃ足りないくらい、僕は相葉ちゃんのことが好きなんだと思う。
じゃなきゃさ、こんな風にスマホ握り締めて待ったりしないもん、たった一言声を聞くためだけにさ…
目の前に時計なんて置いちゃってさ…
ホント、自分でもどうかしてるって思うけど、でも待ち遠しくて仕方なくて、秒針の刻む音をカウントしちゃうんだ。
で、全ての針が一箇所に集まった瞬間、僕の手の中でスマホが震え出す。