• テキストサイズ

Sweet Life 〜僕らの甘い時間〜【気象系BL】

第66章 君は僕の太陽だ


そう言えば何日になるのかな…相葉ちゃんに会わなくなって…

ふと壁にかけられたカレンダーに目を向ける。

この間の番組収録が火曜日だったから…、なんだ…まだ一週間も経ってないんじゃん…

なんだろうね…

たった一週間なのに、すっごく長く感じちゃう。
一日が48時間はあるんじゃないかって思っちゃう。

そんな風に思えるのは、やっぱり僕が相葉ちゃんのこと大好きだから…なのかな。

だってあったかいんだ…相葉ちゃんて…

誰よりも暖かくてさ、そんですっごく大きな心で僕のこと包み込んでくれるんだ。

だからかな、たまに…いや、いっつもかもしんないけど、ついつい甘えたくなっちゃうの。

だってどんなに僕が我儘言っても、無茶しても、ちゃんと受け止めてくれる人だから…

きっともう「好き」なんて簡単な言葉じゃ足りないくらい、僕は相葉ちゃんのことが好きなんだと思う。

じゃなきゃさ、こんな風にスマホ握り締めて待ったりしないもん、たった一言声を聞くためだけにさ…

目の前に時計なんて置いちゃってさ…

ホント、自分でもどうかしてるって思うけど、でも待ち遠しくて仕方なくて、秒針の刻む音をカウントしちゃうんだ。

で、全ての針が一箇所に集まった瞬間、僕の手の中でスマホが震え出す。
/ 324ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp