Sweet Life 〜僕らの甘い時間〜【気象系BL】
第59章 僕が教えて上げる
「あのね、これをこうして、これをこうすると…ほら!」
僕はあっとゆーまにカマキリを作って、ジュンくんの粘土板に置いた。
「すげぇ、やっぱサトくん上手だな」
そんなにほめられたら僕照れちゃうσ(//ω//)テヘ
「それに比べて俺のは…」
うーん、おかしいなぁ…(-ω-;)ウーン
僕の教え方がヘタッピなの?
「やっぱ俺、さいのーないんだよ…」
うん、そうかも…
「で、でも、がんばろ? ね?」
「うん!」
でも出来上がったのは、やっぱりカマキリには見えなくて…
「サトくんが教えてくれたのにな…」
僕もいっしょけんめー教えたんだけどな…
「仕方ないよな…。俺、さいのーないし…」
(´ー`*)ウンウン、そうだね。
「あ、僕いいこと思いついた! ”カマキリ“って言わなきゃいいんじゃない? ほら、”謎のせーぶつ”とかさ…」
そしたらせんせーもきっと許してくれるよ。
「そっか、そうだよな。それなら…。でもダメだ」
なんで(๑• •๑)?
「カマキリをつくりましょう、って先生が言ったから」
うーん、だったら…
「もう諦めるしかないね…。でも頑張ったもん。いっぱいいっぱい頑張ったもんね?」
「うん、俺頑張ったぜ?」
うんうん♪
あとはもう、”カマキリ”っていいはるしかないよね(・ω<)-☆
頑張って、ジュンくん!
おわり(笑)