Sweet Life 〜僕らの甘い時間〜【気象系BL】
第57章 日曜日なんて嫌いだ
母ちゃんの車に皆で乗り込んでしゃしんかんに着くと、おねーさん達が寄ってきて、僕を鏡の前に座らせた。
髪の毛にベトベトしたのを塗られて、”フライヤー”でブォーッってされると、あったかくって…なんだか眠たくなっちゃう。
でも寝てるひまなんてなくて…
僕は色んなお洋服にお着換えをさせられた。
ショウくんは僕に、”ウエジングドレス”みたいなのを着せたかったみたいだけど、母ちゃんに駄目って言われて、シュンてしてたけど((( *艸))クスクス
僕が選んだのは、5色のボタンが可愛い青のお洋服で、僕はそれを着て”きぞくたんてー”みたいな椅子に座った。
「はい、じゃあ皆智くんの周りに立ってみようか?」
おねーさんに言われて、皆が僕の周りに集まってくる。
ジュンくんとカズくんは僕の後ろ、ショウくんは僕のとなりだ。
「はい、笑ってね~」
パシャッ、パシャッと音がして、僕の目の前がちょっとだけチカチカする。
「は~いい、お疲れ様! 皆と~っても可愛かったわよ」
ふふ、可愛いって言われると、なんだか嬉しくなっちゃう(ღ˘⌣˘ღ)ウフフ