第26章 ミッチョン、しちゃう？【黄色に染まれ！】

カ｢明日ね～」

サシジ『うん、バイバ～イ』

通学路の別れ道でカズにバイバイをする。

オレはこの時が一番嫌いだ。

だってカズだけが一人方向が違うんだ。

なんかちょっと寂しいじゃん？(´._.｀)ｼｭﾝ

シ｢あ、みんな今週の土曜日って用事ある？」

サ｢…分かんないけど、多分ひまと思う」

シ｢ジュンは…ひまだよね？」

ジ｢当たり前だろ？」

だってその日はカズの誕生日なんだから。

シ｢じゃあさ、”ミッチョン”しちゃう？」

サ｢せんせー♪」

それ言うなら”サンセー”だろ？ε-(´-`*)

シ｢ジュンは？」

ジ｢オレ？　オレは…」

本当はカズと2人で…なんて言えないよな…(-ω-;)

ジ｢うん、オレも大丈夫」

シ｢よし、“ケッテン”だな♪ とりあえず場所はどうする？ やっぱり、和ん家にする？｣

サ｢カズくん家、もうこたつないよ？｣

そりゃそうだろ…こんな熱いんだもん…(;^_^A

こたつなんて入ったら、“ねっちゅーしょー”になっちゃうよ(>_<)

シ｢じゃあどうする？ 僕の家でもいいけど、その日はママのお友達が来るって言ってたし…｣

ショウくんが歩きながら、首をアッチへコッチへひねる。

ジ｢やっぱりさ、カズん家がいいんじゃない？ パパさんにお願いしてさ…｣

その方がカズも“カンチョー”しないと思うんだ(((ｕдｕ*)ｩﾝｩﾝ