第5章 【R18】番外編:Happy Birthday!
【環&主人公は付き合っている設定。】
「たーまーきっ!!!」
私は環が仕事の都合上…彼のマネージャー(男)と一緒に泊まっているホテルにやってきた。
ドアの外から環を呼ぶと、ガチャりとドアが開いた。
「んー。なn…「お誕生日おめでとう!!」
そう。4月1日。つまり今日は四葉 環の誕生日である。
(書くの遅れてごめんなさい!by.作者)
「たまき!今日、誕生日だから環の大好きなプリンとかいろいろ作ってみた!」
そう言って私はキレイにラッピングした包を彼に渡した。
「おー!さんきゅ!せっかくだから上がってく?」
「うん!ありがとう!おじゃましまーす。」
そう言って部屋に上がった。
すると環のマネージャさんが「上手くいってよかったね。」と耳元でささやいた。
環に聞こえちゃいけないから…私は口パクでありがとうといった。
「じゃー俺、仕事あるから行ってくる! 環は、今日1日フリーだし真緒ちゃんもゆっくりしてってね! 夕方くらいに帰るから!」
そう言って環のマネージャーは部屋を出ていった。
気を使ってくれたのかな…?
「プリン…食っていーい?」
そんなことを思っていると突然 環が話しかけてきた。
「あ!うん!お口に合うかはわからないけど!」
そう言うと彼はプリンを1口食べた。
… …
「ど、どうかな…?」
おそるおそるきいてみる。
「ん。やべ。王様プリン並に美味いかも。」
そう言って彼はバクバク食べだした。
私は少し驚いたけど、作ったプリンを気に入ってくれたことに気づいて、とても嬉しかった。
「ごちそーさま。残りはまた食べる。」
「うん!ありがとう!!」
そう言って私は、彼に笑顔で返した。
「なぁ。プレゼントってこんだけ??」
彼が急にそんなことを聞いてきた。
まさか…足りなかった…??
「えっと。プリンだけじゃダメだった?」
「おう。全然ダメ。プリンも良いけど、もっとあるでしょ。」
そんなことを言われたって分からないものはわからない。
「環は何が欲しいの?」
「ここまで言ってわかんないの? ほんと鈍感すぎ。いつかほかの男に食われるぞ( 笑 )」
俺が1番欲しいのは 真緒。
そういう彼はとてもかっこよかった。