第10章 心配
早よ食べたくて近くの公園のベンチに走り箱を開ける。
白石「うわ、凄いやん!」
佐々木「あ、あんまし見た目は…」
白石「いや綺麗やで、うまそうや!んじゃ早速…」
佐々木「ど、どや…?ま、まずかったら食べなくてええから…」
白石「まずいわけあらへん!めっちゃうまいわ!」
佐々木「ほ、ホンマ…?」
白石「ホンマホンマ!絶頂や!」
佐々木「なっ!なら良かった…」
白石「ん…?」
中にカードが入っとる…
なんや?
白石「!!」
【心配になるからあんまり無理せんといてな】
俺を気遣ってくれてたんか…
自分に心配かけるほど俺は…
佐々木「あ…!!それは!」
白石「もう遅いで、読んだ」
佐々木「っ…」
もう…ダメや。
好きや、お前が…