第3章 キミとの始まり
謙也「ま、あんな薄情モンは放っといてや…どうなんや?!」
佐々木「な、何が?」
謙也「友達や友達!1人くらい出来たか?!」
佐々木「ま、まだや」
謙也「何?!まだて…話もしてへんのか?!」
佐々木「話なら隣の人と少し…」
謙也「隣?!」
白石「?!」
なんや?!ごっつう見られたで…
謙也「男やんけ!」
佐々木「そうやけど…」
謙也「お前俺ら以外の男と話せたんか!」
俺ら以外て…どういう事やねん。
謙也「ちっとは成長したなぁ!しかもイケメンやん!お前やれば出来るやないか!」
佐々木「ちょ…何言うてんの!」
謙也「まあええやないか!な、俺忍足謙也っちゅーんや!自分名前何て言うんや?」
いきなり俺にフるんかこいつは!
白石「白石蔵ノ介や」
謙也「白石ぃ!!こいつかなり恥ずかしがり屋やから面倒見たってや!」
佐々木「ケンヤ!!」
謙也「はは!ほな俺は戻るわ!仲良くやるんやで〜!」
…ホンマ速いなあいつ。もう見えへん。