第8章 財前勧誘
佐々木「白石クン!!」
白石「なんや?今考え事しとるんやけど…」
佐々木「あ…ごめんな…」
白石「早よ1年入れな間に合わなくなるからな…」
もはや俺は期日が迫っとるのに焦っとってきみサンがめっちゃ笑顔で来たのさえ見えとらんかった。
佐々木「そ、その事なんやけど…」
白石「なんや?!」
佐々木「私…ずっと財前クンんとこ通ってて…さっき少しいい返事聞けたんや…」
白石「なんやて?!あいつ何て言うたん?」
佐々木「気が向いたらなんやけど…テニス見に来るて…」
白石「ホンマか?!…せやけどいつかなそれ…」
佐々木「わからへん…け、けど私なんとなく大丈夫な気がするんや…だ、だから…」
白石「ん?」
佐々木「だから…あんまし怖い顔…せんといてな…」
白石「!!」
俺…そんなに怖い顔しとったんか…?
気づかへんかったわ…