第6章 世はクリスマス
イブの前日、朝コートに来るとケンヤ達が何やらコソコソしとった。
白石「何してるん…」
ユウジ「シッ!…アレアレ」
白石「ん?」
ユウジが指指す先に部長ときみサンの姿が見えた。
2人共顔が赤い。
な、なんや…?
謙也「部長が佐々木を誘ってたんや!」
白石「誘う?」
銀「クリスマスイブにどっか行こうてな」
白石「なっ…」
なんやて?!部長がきみサンを?
小春「あの感じ、好きやね〜部長」
白石「す、好きて…」
小春「決まっとるやろ!佐々木はんの事や」
謙也「あいつ!毎年自分んちでパーティやて決まっとったのに!ビビりのくせにちゃっかりやる事やっとったやなんて!」
ユウジ「やる事て…たかがデートやろ」
銀「せやけど部長、結構モテるみたいやからな」
小春「佐々木はんやてすっかり人気あるやん。お似合いやわ」
白石「……」
言えへんて…この事やったんか。