第21章 ホワイトデー
そしてホワイトデー当日。
佐々木「もう暗なったな…」
白石「せやなぁ…俺ちょっと行きたいとこがあんねん、着い来てくれへん?」
佐々木「あ…うん、ええよ」
俺らは今デート中や。
白石「時間は…まだ平気やんな?」
佐々木「うん」
白石「よし」
俺が向かったのは夜景がえらい綺麗な場所や。
やっぱこういうんはええよな。
佐々木「うわぁ…めっちゃ綺麗…」
白石「気にいったん?」
佐々木「うんっ!もしかして…」
白石「せや、お前に見せたくてな」
佐々木「おおきにっ!…うわっ!」
白石「寒いやろ?…こうすればあったかいで」
佐々木「せ、せやけど外やし…!」
白石「誰もおらんて、な?」
佐々木「…あ、ホンマや」
ココは俺があらかじめリサーチしといた場所や。
誰かおったら佐々木恥ずかしがってさせてくれへんしな。