第4章 四天宝寺中テニス部
佐々木「あ…白石クン」
白石「今日からやったんやな」
佐々木「せや……えっと…お、美味しいかはわからへんけど…どうぞ」
白石「おおきに」
佐々木「お、おん…」
相変わらずすぐ目線をそらしてまう。
まだ恥ずかしいんやろか…?
謙也「へへ!貰うで〜!」
佐々木「ケンヤ、ひったくらんといてや!」
謙也「ええやろ別に……お!うまいやんけ!」
ユウジ「どれどれ……お、ホンマや」
小春「美味しいわぁ!」
銀「自信持って平気やで」
佐々木「た、たまたまや。明日はわからへんし…結構難しくて」
謙也「こいつ、ずっと作るの練習しとってな?“うまく出来へん!”て電話して来てたで」
佐々木「ちょ…ケンヤ!」
白石「練習してくれてたんか?」
佐々木「お、おん…まずいのは嫌やったし…」
白石「頑張ったんやな、偉いで」
佐々木「そっ!そんな事あらへん」
白石「あるで?完璧な出来や。うまいで」
佐々木「ほ、ホンマ?おおきに!」
うおっ!!めっちゃ笑顔や!!
か、可愛い…