第44章 夜も日も明けない続〜家康〜R-18

『飛鳥…ごめん、もう保たない』

溶けている蜜壺に自身をを何度か擦り付けてから、静かに挿し込む。

「あっ！んぁ！…あぁ…」

全て沈めるとそのまま動かず飛鳥を抱きしめる。

『飛鳥…ずっと…こうしたかった…』

抱き締めながら優しく頭を撫でる

「んっ…いえ…やす…好きだ…よ」

快感に耐えながら飛鳥が呟く

『飛鳥…どこにも行かないで…俺の側を離れないで…』

頷き飛鳥から口付けしてくる

「はなれ…ない、から…」

そのままゆっくりと律動を始めると、じわじわ迫ってくる快感に飛鳥は悶え始める。

「ふっ…んん…ぁっ、はぁ…」

果てたい願望を必死に押さえながら、ゆっくりゆっくり飛鳥を頂点に導く。

『っ…はぁ…飛鳥…んっ…』

ゆるい快感に達せそうで達せない飛鳥は、潤んだ瞳で家康を見つめる

（っ…そんな目で見ないで。余裕なくなるでしょ）

飛鳥とずっと繋がっていたい…
家康も堪えながらゆっくり繋がり続ける。

（くっ…ダメ…限界）

『飛鳥…どうして…欲しい…？』

見つめながらもゆっくり律動し続けると

「んっ…家康が…はぁっ…もっと…ほし…い」

その言葉に飛鳥をぎゅっと抱きしめて、奥まで一気に突き挿す

「はぁっ！あぁっ…！」

焦らされ続けた身体に強い刺激が走る。
抱きしめたまま激しく打ち付けると、行き場をなくして持て余した刺激のせいで飛鳥が背中に爪を立てた。

「あっ！あぁ…んっ！はぁっ」

すでに余裕もない家康も、欲望のままに律動し続ける。


『飛鳥…くっ！も…うっ、保た…ない』
「あぁ…んんっ！ダメっ…あっ！ひゃぁ！」

身体が反り返りビクンと跳ねて飛鳥が果てると同時に、家康も飛鳥の中に熱いものを吐き出した。


『はっ…はぁ…はぁ…』

肩で息をしながら飛鳥を見ると、身体を震わせながら意識を手放していた。

（あぁ…無理させちゃった）

蜜壺から自身を抜き取り、着物を着せてからもう一度飛鳥を腕の中に収める。


飛鳥の鼓動を感じながら

『煽った飛鳥が悪いんだからね』

温もりを確認しながら家康も眠りについた…




完