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【イケメン戦国】誘惑の華

第1章 Important person〜日常


タイムスリップしてから1ヶ月。

なんとかこの時代にも慣れてきて、私は女中の仕事をしながら武将達の世話役をこなす毎日。

今日も床掃除を終えてピカピカになった床を見て満足!

「うん!今日も完璧!」

そこに

『おっ!飛鳥おはよう』

「秀吉さんおはよう!」

笑顔で私の側に来る秀吉さんはお兄ちゃんみたいに私を気遣って甘やかしてくれる人。

『そんなに朝から張り切って疲れるぞ!
朝餉の時間だ!行くぞー』

「うん!」

毎日私の所に来てくれて声をかけてくれる。

広間に行くとすでに皆んなが集まってた
いつもの様に秀吉さんと政宗の間にちょこんと座ると政宗が、

『今日は俺が作ったんだぞ!残さず食えよ』

オレオレな政宗だけど、料理が好きで政宗が作る料理はどれも絶品!

「政宗が作ってくれたの?わーい!いただきまーす!」

どれに手をつけても美味しい!

「政宗が作った料理はやっぱり美味しいねー」

『そうですね!飛鳥様!政宗様の料理はどれも美味しいですね』

そう言ったのは三成くん。
いつも本を読みだすと集中し過ぎて寝ることも食べる事も忘れちゃう人。
だから秀吉さんと政宗が度々様子を見て声をかけてる。

お茶を取ろうとした三成くんがこぼしそうになる。

『ちょっと。危ないし。』

咄嗟に手を出したのは家康
いつも不機嫌そうにしてるけど、ただ不器用なだけで優しい人。

『家康様。ありがとうございます!私の事をよく見て頂いて!』

『別に見てないし。こっちにこぼれたら嫌なだけだから。』

「でも良かったね!こぼれなくて!」

そんな私達を横目に見ながら上座に座るのは信長様。
安土城の城主
天下武布を掲げ、天下統一を目指す


そんな戦国時代にタイムスリップしてしまった。

初めは怪しまれたけど私がタイムスリップしたのを理解してくれて、今では優しく接してくれる。
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