第38章 生涯共に…続〜政宗〜R-18
『飛鳥大丈夫か?』
水で絞った布を飛鳥の頬に当てる
「大丈夫だよ!これくらいなんて事ないよ!でも…さすがにこれには家康がくれた傷薬は塗れないよね」
いつものようにふにゃっと笑う飛鳥だが、その頬は赤くなっている。
『でも…こんなに頬を腫らせて…』
いつになく心配する政宗
「…私の頬より…愛姫さんの心の方が痛いと思うから…」
叩かれた自分より愛姫を心配する飛鳥。
『お前は…やっぱりいい女だな。』
そう言って飛鳥を抱き締める
「政宗…」
胸に頬を擦り付けて飛鳥が甘える
(っ…煽ってるのか?)
腕の中の飛鳥にそっと語りかける
『飛鳥…俺…もう我慢できねぇけど…いいよな?』
ピクンと反応して頷く飛鳥を抱き上げ、褥に連れて行く
赤くなった頬に手を当てて
『痛いか?』
見つめながら首を振る飛鳥の唇を奪う
奥州に戻って数週間。
多忙で口付け以上の事が出来なかった。
その時間を埋めるように激しく口付けする
「んっ…ふぅ…あっ…ふぁ…んんっ…」
口付けの水音と飛鳥の鳴き声だけで、政宗自身は天を仰ぐほどそそり勃つ。
(やべぇ…今日は保たねぇ…)
夜着からでも容易にわかるソレは、覆い被さり口付けをされている飛鳥の腹に当たる
その当たっている感覚だけで、すでに先からは透明な汁が垂れてるのがわかる。
口付けを解き欲を抑えきれない政宗は、少し手荒に飛鳥の夜着を暴きながら首筋から鎖骨にかけて舌を這わす
「あっ、んっ…政宗…当たって…る…んっ」
腹に当たる政宗自身に飛鳥も気付いている
『我慢してたからな…』
飛鳥の手を夜着の上から政宗自身に触れさせる
「っ…」
そこ感触にビクっと震える飛鳥
『お前に触れると直ぐこうなる…』
飛鳥の夜着を全て取り除き政宗も脱ぐと、剥き出しになった政宗自身に飛鳥を手を導く
「あっ…凄…い」
思わず呟く飛鳥
『っ…』
握られた手の温もりと感触に身体が震える
『飛鳥…こうやって動かして…』
自身を握る飛鳥の手の上から政宗の手が被さり、上下に動かす