第3章 完結:食事は、御預けします・・・
「ハニー。今なんと言った?もう一度言ってくれないか?よく聞こえなかったーーー」
「だから、その。1日だけでいいの、食事を我慢して欲しいと、お願いしたんですけど・・・駄目ですか?」
「それだと俺は死んでしまう。ハニーはそれでもいいと平気で言えるのか?」
「それは、困ります。嫌です。でも私の体が持てなくなるから、毎日は流石に。せめて1日だけでも・・・」
「ハニーは俺を死なせようというんだな。分かった。我慢してやろうではないか。どうなっても知らないぞ」
奥の部屋に閉じこもって出てこようとしない。そんなつもりじゃなかったのに・・・どうしよう。