第6章 精神病
そして、3年後
雷瀬「パウリー・・・もう寝ちゃっていいかな?」
パウリー「なんでだよ・・・なんで言わなかったんだよ!!」
雷瀬「ごめん・・・友達もみんなみんな私を見てはないし、パウリーとメルーだけは失いたくなかった・・・」
メルー「んなこと気にしない!!」
パウリー「なんでだよ・・・何でだよ!!」
雷瀬「ごめんなさい・・・」
雷瀬「でも・・・また会えるよ・・・少し・・・眠るだけ・・・」
パウリー「んなわけない!!あと何年も眠る・・・!!!」
メルー「パウ兄・・・もう・・・眠らせてあげよう・・・」
パウリー「・・・メルー・・・」
メルーは大粒の涙を流し、パウリーは話すのを止めた。
パウリー「雷瀬・・・いまは眠ってもいい・・・けどな・・・いつか必ず帰ってこい・・・」
雷瀬「うん・・・!また3人で遊ぼ・・・!」
メルー「・・・だけど今は・・・」
ぎゅっ
パウリー「少しだけおやすみ・・・」