第5章 プライベート
中先生と電車で偶然再会し
連絡先を交換してからもう数ヶ月
再会したあの日の夜に
「今日はありがとう」
「こちらこそありがとう。いつでも連絡してきてね」
と社交辞令程度の挨拶をして以来、全く連絡を取っていない
先生に何か送りたいとは思っていたけれど
私はあくまで「先生」という立場の人と連絡先を交換した
だから、用事もないのに連絡するのは変だと思い、なかなか連絡できずにいた
気がつけば年が明けていた
私はチャンスだと思い
明けましておめでとうと先生に連絡をした
すると
「明けましておめでとう!
去年はびっくりした再会だったね。
今年の春から、あなたは受験生で、先生は学校の教師。
お互い頑張ろう!
何かあったらいつでも連絡してね。先生も力になってあげたいから」
と先生から返事がきた
そして、冬休みが終わり高2の3学期が始まった
出席日数はどうにか進級できるくらい保っていたが
成績がギリギリのラインを彷徨っていた
3月中旬にある学年末テストの点数次第で私の進級が決まる
私は
「力になってあげたいから」という先生の言葉を思い出した
受験のことではないけれど、進級できなければ元も子もない
私は先生にテスト勉強を教えて欲しいと連絡をした
すると
「OK、全然いいよ!
先生もあなたに話しておきたいこともまだ沢山あるし、
会ってなかった間のあなたの話も聞かせてほしいし。
テスト勉強して、ちょっと話もしようか!」
と言ってくれた