第30章 ゲームクリア
松野『では1対1ずつ執り行っていきます!!
このでかいフィールドでどのように立ち回っていくか!!
壁と中央の間にある64つの彫刻を足場に跳躍を使うか
はたまた疾走を使って距離を保つか、遠距離シングルシュートを使うか!!
さぞかし見物です!!!』
キリト(早速プレッシャーかけてくるな…;)苦笑
そんな準本選は1対1の半減決着モードだからか、1戦につき約2分と早めにケリが付きました。
立ち去ってからまた入るまでに30秒程度の合間が発生した為
総合2時間40分が経ち、12時40分に準本選が終了しました。
手持ちの武器は変えず、各々の使い慣れたもの=好きなもののままです。
防具等の装備によるデバフまたはバフがある為、変える必要が無いものとしました。
上位8名は以下の通りです。
松野『おぉっと!!これはなんとしたことだああああ!!!
そうそうたる顔ぶれが集結しているうううう!!
攻略組お馴染みの面々だああああ!!!!』
『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!』
Aブロック1位:ケイト
Bブロック1位:ヒースクリフ
Cブロック1位:キリト
Dブロック1位:クライン
Eブロック1位:クレハ
Fブロック1位:グレイク
Gブロック1位:アスナ
Hブロック1位:ディアベル
モニターに現れる度、大歓声が巻き上がるばかりでした。
そしてそれらはその通り、ぶつかり合うこととなります。
第1戦:ケイトVSヒースクリフ
第2戦:キリトVSクライン
第3戦:クレハVSグレイク
第4戦:アスナVSディアベル
キリト「…このまま上がったらケイトかヒースクリフとぶつかるのか…;
きつ過ぎるだろ!!;」
クライン「ってもう勝つ算段してんのかよ!!;」
キリト「二刀流遠慮なく使うから頑張れよ」
クライン「はあ!?;」
無論、これは後の話ですが
第2戦ではいきなり開始と同時にクラインへ詰め寄り、スターバーストストリームが火を吹きました。
それはあまりにも早く防ぎきることも出来ず一瞬で終了。
その勝利は圧巻かつ最速で
『流石は白い流星の弟子ぃいいいいい!!』と実況の松野に叫ばれていました。