第28章 運動会
松野『果たしてお題の内容は!?』
クレハ「秘密です//」ぽっ&ぱらっ←俯きながら顔を隠す為に両手を使用し、メモを落とした人
ケイト「?『運命の人』?」ぱさっ←メモが顔面に落ちてきた為、開いて見た人
クレハ「バカァッ!!!////」ばっごぉーん!!!
ケイト「ぎゃふんっ;」ちーん←またもや気絶
クレハ「きゃああああああ!;」
松野『もうツッコミませんよ~?;』
殴り飛ばすと、ケイトの真後ろにある壁へめり込み
ケイトは堪らず気を失ったようです。
それに私は再び気絶したケイトを見て、思わず叫んでしまい
その心の中では、動揺ばかりが募るばかりでした。
思わず心配になって叫んでしまいましたが
当のケイトは微動だにせず、意識を完全に失っていることがわかりました。
私がしてしまったこととはいえ、やはり…申し訳なさがありますね;
そういえば、ケイトはフルダイブ不適合でペインアブソーバが無効になってしまっていましたね。
だからこそ、あまりの激痛に気を失ったのでしょうが…;
罪悪感が募る一方です;
しかし彼女はどこまで行っても彼女のようで…
起きた後で謝ると、まったくもって気にしていないようで笑って赦してくれました;
クレハ「ペインアブソーバ、働いていますか?」
ケイト「あ、大丈夫!
圏内だからかHP減らないし、減ったら減ったで体がだるくなるんだよね;
一番の問題は5秒前の時点で痛みが走ることだ。しかも制御不能な;」肩落&溜息
クレハ「そういえば以前に言ってましたね」←375ページ参照
あの当時、ノーチラスはできない状態で放置された。
2軍から1軍へあがった後、再びフルダイブ不適合から2軍へ落とされた彼は
ヘタレと罵られることもあったようで、余計に塞ぎ込んでいた。
それをあなたが、たくさんの方法があると啓発した。
だからこそ彼は今も笑って、ユナの隣に居る。
例の約束、彼女を護るそれを現在進行形で護り続けている。
《白の鳳凰》立ち上げ当初、いきなり1988人も集まったのはきっと
そういった『他に合わせ、寄り添おうとする』功績があったからこそなのでしょう。